全国高校サッカー選手権大会が終わって非常に興味を持つニュースが飛び込んで来た。 松井大輔ポーランドの強豪クラブ入りか…
フランスの League 1 Djion に所属していた愛する京都サンガの卒業生、松井大輔が何とこの移籍市場が締まる前に出場機会を求めてポーランドの強豪チーム Legia Warszawa に移籍をする為に練習に参加をする事となったのだ。
Legia Warszawa と言えばポーランドでも屈指の強豪クラブ。1990-91 UEFA Cup では準決勝戦まですすみ Manchester United に敗れた。 1995-96 シーズンは Champions League に出場し1次リーグを勝ち抜き準々決勝に進んだ。
1970年代ポーランドサッカーが全盛期の頃は代表チームの主将を務めていた Kazimierz Deyna がLegia に所属していた。そして DF Gadocha も Legia の選手だった。しかしサッカーはどちらかと言えば LKS Lodz や Widzew Lodz のあったLodz の方が良い選手が多かった様に思う。
GK Tomaszawski ( LKS ) , Bulzacki ( LKS ) そして英雄 Boniek ( Widzew ) 。私が海外で初めてサッカー観戦をしたのがあの Legia Stadium 。競技場前にその数年間に自動車事故で亡くなった Deyna の現役時代の写真が掲示されているのが印象的だった。そして駐在していた1995年に何度も Legia の試合に脚を運んだ。
München 五輪で金メダル、モントリオール五輪で銀メダル。ワールドカップ西ドイツ大会、アルゼンチン大会、イタリア大会で上位に入る等強豪だった頃、そして駐在をしていた頃、更に最近のポーランド代表チーム。今年の EURO2012 のホスト国。
色々な思いが混ざり、Legia Warszawa にしかも愛する京都サンガの卒業生が入団するなんて本当に時代の変化を感じる。今すぐワルシャワに飛んで行きたいなぁ…
1月16日 松井大輔 キプロスに到着
1月16日 20:30 松井大輔を乗せた航空機が Lamaca の空港に到着し、その1時間後キャンプ地の Ayia Napa 入りした。松井はここで2試合を含んだ練習に参加しチームにとってチームにとって有用な選手か見極められると Marek Jozwiak スポーツディレクターは語った。 松井大輔は 2011-12 のシーズンはフランスの Dijon に所属し、2004年に Le Mans 入団以降欧州でプレーを続けており4年後には Saint Etienne に移り2009年には Grenoble に移り Tomu Tomsk にローン移籍した。松井は日本代表にも召集されており2010年のワールドカップでは“日出ずる国”の選手の一人として4試合プレーし決勝トーナメント進出に貢献した1人である。
Season 2011/12
3 matches in Ligue 1
Season 2010/11
16 matches in Ligue 2, 1 Goal, 1 Assist, 3 yellow cards
4 matches in the representation of Japan
2009-10 29 matches in Ligue 1, 4 goals, 5 assists, 5 yellow cards
2 matches for the Cup of France, 1 goal
A League Cup match
7 matches in the Premier League
10 matches in the representation of Japan Season
2008/09 22 matches in Ligue 1, 1 goal, 2 assists, 3 yellow cards
2 matches of the UEFA Cup, 1 yellow card
2 matches for the Cup of France
A League Cup match
Season 2007/08
34 matches in Ligue 1, 5 goals, 6 assists, 3 yellow cards
4 matches in the representation
Season 2006/07
27 matches in Ligue 1, 4 goals, 5 assists, 6 yellow cards S
eason 2005/06
33 matches in Ligue 1, 3 goals, 8 assists, 7 yellow cards
1 game in the representation
Season 2004/05 25 matches in Ligue 2, 3 goals, 1 yellow card
1月16日 チームのホームページインタビューから 環境を変えたかった。Dijon でのレギュラーゲームでは問題があったので何か新しい事にトライする事を決めた。 Legia の一員に慣れる様に全てを尽くしたい。Danijel Ljuboja がいるのでクラブの事は知っていた。
なぜなら彼とは Grenoble 時代一緒にプレーしたからだ。最近彼と話した。そしてこのポーランドのクラブを絶賛していた。彼の推薦で充分だ。それで私はここに来る事を決めた。 Legia から招待を受け取った時にすぐにクラブの事を調べた。
そして現在チームは2位で Europe League にも参戦中と言う事が解った。それが私を非常に肯定的にさせた。
1月17日:Danijel Ljuboja 松井を紹介
16日に Larnaca 国際空港に到着した松井はチームに就いて多くを Raphael Janasコーチに聞いた。翌日17日には彼と話す時間はあまりなかった。朝食後我々はすぐに午前練習に向かわねばならなかったからだ。
彼は本当に良い選手だ。私達は Grenoble で一緒にプレーをした事がある。そして彼は何が出来るか話す事が出来る…
その様にセルビア人ストライカーはレポーター達にミステリアスに話した。
大輔はワームアップ中は Daniel と組んでウォームアップを行ったせいかピッチ上の練習ではお互いに理解をしあっていた。
大輔はゲーム形式の練習でも良い動きをしており Ljuboja とのコンビだけでなくMiroslav Radoviciowi とRaphael Wolski らと共にPA前に進出していた。そして何度もPA前に顔を出していた。最初のシュートはポストをやや外し、次のショットは正確にゴールを捉えクロアチア人 GK Marijan Antolović は止める事が出来なかった。Maciej Skorza 監督は手放しで喜んだ。その次のシュートもゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定であった。
Serbia 人MFの Danijel Ljuboja は Ligue 1 のNice でもプレーしたセルビア代表歴もある。かつての同僚である彼がチームに居る事が松井にとっても心強いであろう。
1月17日:30歳のフランス Dijon 所属のMF松井大輔がクラブのテストを受ける
数日前キプロスのトレーニングキャンプで Skorza Ljuboja と Matt は長時間話し合った。
技術的にもMFとしてもウィングとしても良い選手だ。そのセルビア人選手はコーチに話した。
Grenoble 時代に僚友だったMF松井は Ligue 1 13位の Dijon でプレーするが今はポジションがない。
そして Mark Jozwiak スポーツディレクターにコンタクトをして来た。 1月17日: 松井はチームを改良しうるか?
16日 Ayia Napa でトレーニング中の Legia Warszawa に2010年ワールドカップメンバーであった日本の松井大輔が練習に合流した。これまで何人かの日本人選手がポーランドにやって来た。
2004年、Gornik Zabrze の練習にKimitoshi Nogawa が参加した。そしてそのままチームと契約をし 2003-04 シーズンの残りをこのチームでプレーし3試合出場した。翌シーズンから彼はルーマニアの FC Municipal と契約し更にカメルーンの Canon Yaound でもプレーをした。
もう1人の日本人選手は Nakaokaも Gornik Zabrze の練習に参加したが最終的には契約はせず後にイタリア、フランスそしてカナダでプレーをした。
その後 2009-09 のシーズンに Wolbrom でプレーし、何ヶ月かしてからそのDFはラトビアの Blazma SK でプレーした。
Kimitoshi Nogawa ( 直川公俊)はかつて U-17 代表にも収集された実績を持ち2009 年のシーズンから今はポーランドリーグ2部のZKSスタル・スタロワ・ウォラでプレーするらしいが今はどうしているのだろう?
Nakaoka に就いては解らなかった。 Blazma SK のホームページは見つけたけど。上述された2人の日本人選手に就いてもっと調べて見なければ。
1981年1月下旬に来日した“ポーランド代表”チームに日本代表は 0-2, 2-4, 1-4, 0-3 と4連敗してしまう。
その“代表メンバー”には当時の中心選手、 Boniek らは全く含まれておらず若手中心の“選抜メンバー”と見られ日本協会はAマッチとは数えていないらしいがポーランドではAマッチに勘定している。
駐在時にワルシャワの本屋で見つけた記録集にもこの試合の事が記されて、 “当時はフルメンバーでなくても楽勝できたが1996年にポーランド代表は香港で日本代表に 0-5 で敗れた!! “ と結ばれていた。
その事は当時多くの取引先の人達から言われた。更に2002年にはワールドカップ前に Lodz で行われた親善試合ではベストメンバーのポーランド代表を 2-0 で破っている。
1973年にEngland を初めて欧州地区予選で敗退させたのがポーランド。 今、ワールドカップで日本がポーランドと当たっても勝星が充分に計算できる相手だ。本当に隔世の思いがする…. 今年開催される EURO2012 に向けてどの様な強化をしているのだろう?
2010年10月 Mohamed Elsamni と言う選手が Legia のテストを受けた日本人とされている。その選手は少ししてからオランダの Deen Haag に移り結局飲酒が原因でオランダ人コーチに帰国を命ぜられたと記されている。誰のことだろう??
1月17日。 Apoel 戦に出場。
Matthias コーチは試合後下記の様に話した。キプロス国内リーグ2位の Apoel に対して我々は攻撃面で実践的な練習が出来た。
殆どの時間相手のコートでプレーする事が出来た。Cuba Kosecki の良い素質が確認出来た。そしてBart Olek , Zurek Jagiello らが良い動きを見せた。彼らに並んで日本の松井大輔らが素晴らしかった。松井は何度も非常に興味を引くプレーを見せた。
松井大輔にとってこの日の試合は練習でチームに馴染んで貰う為の機会だ。松井は明日の Aris 戦でもプレーして貰いチームに必要な選手かどうかを査定させて貰う。
1月18日:Legia Warszawa Aris Limassol を 3-1で降す。
キプロス合宿中の Legia Warszawa は Łazienkowska Jacob と Michael Wawrzyniak Gyro の2ゴールでAris Limassol を 3-1 で降した。 Aris の1点は Luke Sosin のPKによるものであった。
Maciej Skorza 監督はベストメンバーをピッチに送り出し、負傷を負ったIvica Vrdoljakaと Janusz Gol は途中でベンチに下げた。
そしてこの試合は松井大輔の最初のテストの場でもあった。 20分に“疑惑の”PKを得た Aris はLuke Sosin が決めて先制する。
その直後、Aris が主導権を握り掛ける。前半終了5分前には Aris が決定機を掴むが Legia のスロヴァキア人正GK Dusan Kuciak がナイスセーブで防ぎ前半は Aris 1-0 リードで終わった。
後半開始数分後に Michael Gyro がチャンスを掴んだがシュートはクロスバーを越えた。しかし59分に Maciej Rybus のクロスに合わせて Jakub Wawrzyniak がシュートを N’Djemie Gilbert が守る Arisゴールに蹴り込み Legia が同点に追い付いた。
74分には 後半から松井に替って投入された Rafal Wolski のアシストを受けた Michael Gyro が逆転ゴールを決め、84分には 後半から投入された Michal Feldman がPA内で倒されPKを得るとそれを Gyro が決めて 3-1 でLegia が勝利を収める事となった。
Aris Limassol - Legia Warsaw 1:3 (1:0) Goals: Lukasz Sosin 23 '- Jakub Wawrzyniak 59', Michael Gyro 74 ', 84'
Aris Limassol (first half): 29 Zoltan Kovacs - 2 Marko Barun, 3 Andrei Stepanov, 55 Maros Kimpl, 5 Dragan Radosavljevic - 30 Costas Markou, 20 Christos Charalampous, 13 Dusan Kerkez, 19 Giorgos Vasiliou - 10 Silvio Gonzalez Pulpo, 7 Lukasz Sosin
Aris Limassol (second half): 51 Gilbert N'Djema - 25 Panayiotis Ioannous, 5 Dragan Radosavljevic, 69 Carl Lomb, 77 Menelaous Aristeidou, 18 Elias Elia, 23 Andreas Theofanous, 4 Comboio, 22 Pedrag Lazic, 16 Gelson, 8 Vladan Grujić Reserve: Alberto Louzeiro
Legia Warszawa: 12 Dusan Kuciak - 25 James Rzeźniczak, 15 Inaki Astiz, 6 Michael Żewłakow, 14 Jakub Wawrzyniak - 5 Janusz Gol (81 '23rd Albert Bruce), 16 Ariel Borysiuk (81 'Daniel Lukasik 34th), 31 Maciej Rybus (81 '26th Maciej Gorski), 3 Daisuke Matsui (46 '27th Rafal Wolski (88' ninth Kamil Kaminski)), 32 Miroslav Radovic (46 '18th Michal Feldman) - 28 Danijel Ljuboja (38 '33rd Michael Gyro)
Subs: 82 Wojciech Skab, 9 Kamil Kaminski, 23 Bruce Albert, 33 Michael Gyro, 34 Daniel Lukasik, 27 Rafal Wolski, 18 Michal Feldman, 26 Maciej Gorski
1月18日Skorża監督: 戦術的な成就がなされなかった 私は大変不服だ。なぜなら120kmも移動してこんなピッチでプレーさせられたからだ。この試合で出来た事と言えばただ足元を地に付けることだけであった。当初ゲームはメインスタディアムで行われるとの事であったが何故かサブトラックで行われた。
Raphael Wolski ( 松井と交替で後半から出場 )の怪我は心配でどれだけ深刻なのかわからない。 Danijel Ljiboja も怪我が深刻にならぬように途中で下げた。私は 基本的にこの Aris との試合は満足していない。松井大輔の将来に就いて決めねばならない。
その議論に就いては頭が痛い。大輔の練習は非常に良かった。しかしその能力を実戦で見てみたい。Lokomotive Moscow Youth Team まで待っていられない。今その実戦で試して貰う機会がないが金曜日の試合で何か見つけられるかもしれない。私はもう1人ストライカーが欲しかったらもう時間がない。
UEFA European League の Sporting Lisbon 戦に向けて普遍的に強化する事を忘れてはならない。
Maciej監督は1月15日に Ajax Amsterdam U-21 チームに 3-0 で勝利を収め1月18日に Apoelu Nicosia のリザーブチームを 5-1 で破った後に日本の松井大輔をテストする場を欲していた。その攻撃的MFの45分間のテストは非常に肯定的なものであった。
1月19日:キプロスで Aris Limassol 相手に3-1で勝利しかしピッチコンディションはスキャンダラス。
Aris のカメルーン人GK BayihaN'Djema Gilbertはベンチに座り Legia Warszawa のウォームアップを凝視していた。
その視線の先には松井大輔がいた。 2人は一緒にピッチに立った事は無かったが共にフランスの Grenoble に所属していいた時期があった。松井は18日の Aris との練習試合で Legia Warszawa 行きのチケットをほぼ手中にした。彼はライバルや Maciej Skorża 監督に充分なパフォーマンスを披露した。しかし試合後は殆ど彼に就いて話す人はいなかった。
1月20日:橙緑戦(紅白戦)に参加
キプロス合宿最後の練習となった橙緑戦(紅白戦)に緑組みのメンバーとして出場した松井は背番号3番をつけフル出場を果たした。
試合は 3-1 で緑組が勝った。前半15分に橙組 Michael Gryo がPKを決めて先制するもその2分後に今度は緑組がPKを得て Marcin Komorowski が決めて同点とする。そして主導権を握った緑組は後半15分には Marcin Komorowski が逆転ゴールを決め、その後も Maciej Gorski がゴールを決め緑組の勝利に貢献した。
この試合は松井大輔のテストとしての場としても使われた。 松井は勝利を収めた緑組のメンバーとして起用されゴールに絡む活躍をし、ボールポゼッションを高める動きを披露し、自身もロングシュートを放った。
Orange - Green 1:3 (1:1) Goals: Michael Gyro 15 '- Marcin Komorowski, 19', 55 ', Maciej Gorski 58'
"Orange": 82 Wojciech Skab - 2 Jędrzejczyk Arthur, 15 Inaki Astiz, 23 Bruce Albert, 14 Jakub Wawrzyniak - 32 Maciej Rybus, 20 James Kosecki, 34 Dominik Furman, 18 Michal Feldman, 24 Bartosz Zurek - 33 Michael Gyro
"Greens": 29 James Szumski - 25 James Rzeźniczak, 4 Dickson Choto, 17 Marcin Komorowski, 11 Thomas Kiełbowicz - 5 Janusz Gol, 16 Ariel Borysiuk - 3 Daisuke Matsui, 27 Rafal Wolski, 22 Alexander Jagiello - 9 Kamil Kaminski (31 '26th Maciej Gorski).
Legia Warszawa には代表に召集されている選手も少なくない。何と言っても中心は35歳のベテラン DF Michael Rzeniczeak 。
ワールドカップも2002、2006年大会に代表メンバーとして出場している。
更に DF Kommorowski, Wawrzyniak, MF Gol, Maciej Rybus, Zewlakowa, Borysiuk, FW Kucharczyk らが代表に召集されている。この中から何人EURO2012メンバーに選ばれるか… 194cm 長身正GK Dusan Kuciak はスロヴァキア代表GKでもあり2010年ワールドカップメンバーだったがこの時は第3GKだった。こうして見ると結構面白いチームだと思う…
1月20日:松井大輔将来を決める。
紅白戦(オレンジ、緑戦?)は良い出来であった。出場した選手達はみなベストを示した。
Antalya 行きのフライトはまだ空席がある。ワルシャワに残る選手手、トルコに行く選手は今日20日にわかる。
週末はフリーで月曜日にŁazienkowskaに集合しグループ分けを行う。その際に Machowski 医師のメディカルチェックにパスをした日本の松井大輔と将来に就いて話し合う予定だ。
松井とはコーチ達ともあって貰って最終的な決定を決めるであろう。大輔はフランスで数シーズンを過ごした事があり日本代表でも何試合もプレーした事のある大変興味のある選手だ。
1月20日: 松井に就いては何も無い
Matt Skorza コーチは松井大輔の Legia Warszawa での将来はまだわからない、と語った。
彼は経験を積んだ選手で興味がある。今はそれ以上のことはその日本人選手に就いては何も言えない。
キプロスキャンプで2試合の練習試合と紅白戦を終えても松井はまだチームに帯同している。
1月22日 Dijion は Coupe de France ベスト16進出を伝える報道があった。松井は“ベンチ外”と云う“扱い”らしい。 Legia Warszawa のホームページを連日覗くがまだ松井と正式契約したという発表はなされていない。サポーターからの書き込みにはチームは一体何をしているんだ…との批判が相次ぐ。
中には“ Matsui のTシャツを早く発注したいのに”という業者らしきサポーターからの書き込みも。
そして地元紙も松井獲得の可能性には決して青信号を示していない。
私はこの議論には頭が痛い。彼はトレーニングでは大変良かった。しかしもっと手応えのある相手で彼の能力を見たかった。水曜日の Aris 戦の後で Maciej Skorza 監督はこう語った。 今やもう彼はそこにいない、そして Legia には戻って来ない可能性もある。なぜならもうテストの場もそれから獲得の資金も無いからだ。
Skorza監督は皮肉を持って “選手達が脚を折らなかった事に満足している。泥のひどいピッチコンディションで Aris とプレーしたが戦術に関しては問題にもならなかった。 Legia はこれまで Ajax のユースチーム(これには松井はプレーしなかった) APOEL との誌試合では松井は45分プレーした。しかしこんなピッチコンディションでプレーした Aris 戦はものの数にも入らない。 27日金曜日には Lokomotive Moscow のユースチームとの対戦か実現せねば紅白戦を行う予定である。 次のトレーンングキャンプはトルコで行われる予定であるがそこでトゥルクメニスタン代表と Steaua Bucharest との親善試合が組まれているがもう松井はそこにはいない。
2年前に董方卓はその様にテストが出来たのだけど。
その上 Dijon で払われていたであろう€25,000から€35,000 ( 250万円〜350万円)と言われている月給を捻出出来るだろうか?
確かに Legia はManu, Kostiantyn Machnowskiego そして Moshe Ohayon らを放出し資金は浮いているだろうが。
Skorza 監督はセルビア人ストライカー Danijel Ljuboja のパートナーを探しているが松井はゴールを量産するというストライカータイプというより技術をピッチ上に披露するタイプの選手だ。
元中国代表の董方卓は2010年に少しの間だけ Legia Warszawa に所属した。
1月31日に Legia はルーマニアのかつての欧州王者 Steaua Bucuresiti との親善試合が組まれているらしい。
Steaua と云えば私が欧州のクラブチームで最も好きなチームだ。
Legia vs Steaua 。こんなに私を興奮させる組み合わせがあるだろうか。
そこに松井がプレーをする事は出来ないのだろうか….
そして2月から再開する UEFA European League に松井が出場する事を願ってやまないのだが松井大輔は果たしてLegia の一員となるのだろうか…